家庭における省エネ対策の推進
東京の家庭部門におけるエネルギー消費量は、全体の約3割を占めており、電力及び都市ガスの使用による消費が9割以上を占めています。
これまで、家庭におけるLED省エネムーブメント事業として、電力消費量が多い照明について、LEDへの切り替えを促進してきました。さらなる家庭の省エネ行動を促すため、今後は、省エネ家電の導入促進や省エネルギー性能の高い住宅の普及に向けた取組も進めていきます。
家庭のゼロエミッション行動の推進
エネルギー消費量が大きいエアコン、冷蔵庫や給湯器について、省エネ性能の高い機器に買換えを行った都民に対し、商品券やLED割引券に交換できる東京ゼロエミポイントを付与する取組を2019年10月より実施しています。買換えを行った都民に対しては、省エネアドバイスを実施し、省エネ意識のさらなる向上を図ります。
詳しくはこちら:https://www.zero-emi-points.jp/
「東京ゼロエミ住宅」の導入促進
家庭におけるエネルギー消費量を削減するためには、断熱性能を高めるなど住宅そのものの省エネ化を進めることが重要です。都内の住宅は、狭小な土地利用が多く、地価も高いといったこと等から、住宅の環境性能向上が進みにくいため、東京の地域特性を踏まえた省エネルギー性能の高い住宅の普及に向けて、東京都独自の「東京ゼロエミ住宅」基準を満たす新築住宅に対して助成を実施しています。
詳しくはこちら:https://www.tokyo-co2down.jp/subsidy/tokyo_zero_emission_house