適応策の強化

気候変動による影響は深刻さを増していることから、温室効果ガスの排出を削減する対策(緩和策)と併せて、気候変動の影響による被害の回避・軽減対策(適応策)にも取り組んでいく必要があります。

「東京都気候変動適応計画」の策定

東京都の気候変動の影響を踏まえ、自然災害、健康、農林水産業など幅広い分野での被害の回避、軽減に向けて、「東京都気候変動適応方針」を2019年12月に策定しました。この方針で示した考え方に加え、デジタルトランスフォーメーションの推進などの視点も取り入れながら、持続可能な復興を目指す「サステナブル・リカバリー」の考え方に立って、「東京都気候変動適応計画」を2021年3月に策定しました。
東京都は、本計画に基づき、全庁的な推進体制のもと、PDCAサイクルによる進行管理を徹底し、関係各局と連携して適応策を推進していきます。
詳しくはこちら:https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/policy_others/zeroemission_tokyo/adaptation/plan.html

暑さ対策の推進

東京では、都市化の進行等によりヒートアイランド現象が継続しており、暑さ対策が重要な課題となっています。

クールスポットの創出等

微細ミストの設置、花や緑の整備などに積極的な区市町村や事業者を支援し、暑さを緩和するクールスポットを創出することにより、真夏に都民や観光客等が心地よく街歩きを楽しめる環境を目指します。
また、「スマート東京」先行実施エリア(西新宿)に設置されたスマートポールを通じて、気温・湿度等のデータを取得し、暑さ対策等の施策に活用していきます。

打ち水の実施

打ち水は、涼を得るための江戸の知恵であり、家の軒先や店先などに水をまくことで、暑い地面の温度を下げるなど夏の暑さを緩和する効果があります。
東京都では、都民・事業者等と連携して、打ち水の実施拡大に向けて取り組んでいます。

遮熱性舗装等の
整備と樹木の
適切な維持・管理

東京都では、センター・コア・エリアを中心とした都道において、路面温度の上昇を抑制するため、遮熱性舗装や保水性舗装を整備しています。東京2020大会に向けた暑さ対策の一つとして、競技コース等を含む都道において累計約157km整備しています(2020年度末現在)。